疾患の説明

糖依存症

糖の大量摂取が脳内で依存性薬物に極めてよく似た作用をもたらすことが動物モデルにより示され、「糖依存症(sugar addiction)」が後にアルコールなどの薬物依存症の「入り口」となることさえあるという。
糖依存の作用は長期間持続し、糖を断つ時間を長くするとさらに多量の糖を摂取するようになり、糖を摂取させないとアルコールの摂取量が増えることもわかった。


このような脳の変化の一部が大食症(過食症)や無食欲症(拒食症)などの摂食障害患者にも起こっていると推測している。太りやすい食べ物は満腹感を調節する機構を乱し、さらに食べることへと駆り立て、その悪循環が体重増加につながるのだという。








またこんなおもしろい報告も見つけた。

食事を摂ると、脳の“報酬(reward)”中枢の細胞はドパミンを放出し、快感を引き起こす。これまでの研究では、脳内のドパミン受容体が少なく、他の人と同じ満足感を得るためにより多量に食べる人がいることが報告されている。

、一部の女性の脳ではドパミン反応が低いことが示された。ドパミン受容体の活性が低い人がいることを示した画像研究はこれが初めて。

また、特定のドパミンD2受容体遺伝子を持つ女性は、ミルクセーキを飲んだときの快感反応が最も低く、同じ快感反応を得るにはより多くのミルクセーキが必要であった。
ドパミン経路を活性化する身体活動も食べ過ぎという強迫行動を抑えるメカニズムと思われる」と述べている。(HealthDay News 10月16日)


PMS(月経前症候群)

PMSとは、premenstrual syndromeの略です。



月経前になると、「イライラする」「気分が沈んでしまう」「からだの具合が悪くなる」というような症状は、 女性の約80%の方が経験していると言われています。
このような、排卵から月経開始までの時期に現れる身体的・精神的不快な症状を総じて、月経前症候群(PMS)といいます。


PMSの症状は、人によって実に様々です。「胸が張ってくる」「下腹部に痛みを感じる」といった身体的なもの、 あるいは、「怒りっぽくなる」「理由もなく悲しくなる」というような精神的なものなど、例をあげればキリがありません。

PMSは、排卵のある(妊娠が可能な)女性であれば、誰にでも起こり得る症状です。 決して、特別なものではありません。むしろ、女性として健康である証(※)でもあります。
(※PMSを、女性特有の「生物的現象」と捉えるか、「病気」と分類するかについては、 研究者・医師の間でも議論が続いています。)

しかしながら、PMSは、月経の周期ごとに反復して現れるのですから、非常にわずらわしいものでもあります。 また、症状の度合いも個人差が激しく、症状が現れても、それほど気にならない程度の人もいれば、 逆に日常生活でさえも困難になってしまう人もいます。





<PMSの特徴>

1)月経のある女性にのみ出現する(※1)
2)排卵から月経前、プロゲステロンが活発になる時期(黄体期)に出現する。
3)月経終了後、プロゲステロンが必要とされない時期(卵胞期)には消失する。
4)月経の周期に伴い反復して出現する。
5)症状が賢著に現れるのはパラ月経期(※2)に集中し、経血量の減少と伴に症状も消失する。
6)血液中のプロゲステロン値が非常に高くなる妊娠中は症状がみられない。

※1)
まだ初潮を迎えていない女性、閉経後の女性、(病因、あるいは経口避妊薬投与により)月経が止まっている女性、無排卵周期の女性、両側卵巣摘出手術を受けた女性にはPMSの症状が現れません。
※2)
パラ月経期とは、月経直前の4日間と月経中の最初の4日間を指します。 この時期は、判断力の低下、感染症に対する抵抗力の低下、苦痛に対する耐性の低下、視覚的鋭敏さの低下が著しくなります。




・低血糖

PMSの女性は、月経前になると、食べたくてたまらない気持ちになったり、実際に過食になる方がいらっしゃると思います。 あるいは、体がふらふらするような感じ、手足がしびれたような感じになることがあるかも知れません。
これらは、血糖値の低下と関係があります。

※血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度のことです。人間の脳は、ブドウ糖のみをエネルギー源としているので、血液中のブドウ糖が少なくなる(つまり、血糖値が低下すると)脳の働きが弱まり、 集中力や忍耐力が低下し、気力を失います。また、体の各部分の筋肉への指令が滞り、体が思うように動かなくなります。


人間の血糖値は、上限と下限の自動調節機構によって最適の範囲内に維持されています。

血糖値が高くなり過ぎると、上限の調節機構が作動し、インスリンを増量させ、余分な血糖を尿中に排出する働きをします。
血糖値が低くなり過ぎると、下限の調節機構が作動し、アドレナリンを流出し、身体の細胞に貯えられている糖を血液中に放出する働きをします。

血液中の糖は、炭水化物の分解から生まれます。
長時間、炭水化物を含む食物を摂取しないでいると、血糖値が低下し、下限の調節機構が作動します。
普通、女性は、血糖値が下がり、アドレナリン湧出の引き金になるまで、4~5時間過ごせると云われています。 (男性は、もっと長く、6~7時間)

しかし、月経前になると下限調節機構のレベルは引き上げられ、3時間ほどでアドレナリン湧出が起こります。




・突然のいらだち


PMSの女性は、月経前になると突然の気分の変化がみられます。

普段は明るく温和な女性であったのに、突然いらだち、周囲の人に八つ当たりをするかも知れません。 ある女性は、激しく泣き出すかも知れません。また、ある女性は、周囲の人との会話を長時間避けるようになるかも知れません。 重度の場合は、配偶者や恋人、家族に暴言を吐き、非理性的な行動を起こすかも知れません。 物を乱暴に扱い、壊してしまうこともあるかも知れません。身近な人に対し、暴力を振るうかも知れません。

この“キレる”症状は、前頁で述べた「血糖値の低下」が原因のひとつにあげられます。 血糖値が低下してくると、血液中のブドウ糖濃度を最適に保つため、アドレナリンという物質が分泌されるようになります。

アドレナリンは、挑戦や脅威、危険に直面した時に分泌される「攻撃性ホルモン」でもあります。

PMSの突然のいらだちは、長時間、炭水化物を含む食事(※)を摂らなかった後に起こりやすく、また、PMSの女性は、長時間の空腹には耐えられません。
三食きちんと食事を摂っていたとしても、月経前は通常時よりも1~2時間短い時間でアドレナリン湧出が起こるため、月経前の期間は、炭水化物を含む食事を3時間置きに摂るのが好ましいとされています。

PMSの女性は、長時間食事をしないでいることに耐えられません。







・抑うつ


PMSの精神症状のひとつに“抑うつ”があります。

突然気分が沈み、孤独感や絶望感、自責的思考が強くなり、「消えてしまいたい」「死にたくなる」という思いに駆られます。 重度の場合は、自殺企図がみられるかも知れません。
このような月経前に現れる精神的症状は、セロトニン分泌異常が原因ではないかとされています。

近年の調査結果では、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが視床下部神経核のセロトニン活性に影響を及ぼすことが明らかになり、 エストロゲンとプロゲステロンの分泌が減退する黄体期後期にはセロトニン分泌も低下することが知られています。

PMSによる抑うつは、うつ病と混同されることが多いようですが、それぞれの原因は異なり、うつ病の女性が月経前に症状が悪化する月経性愁訴(menstrual distress)とは区別する必要があります。




* PMSを自覚する女性のうち、特に精神症状が重いと訴える女性は、もともとストレスへの抵抗が弱く、ストレスがPMSの症状を悪化させ、また、PMSがストレスを増長させるという悪循環に陥ることが多いようです。 ストレスの蓄積は、脳内神経伝達物質であるセロトニンの分泌を低下させると云われています。 抑うつのページでも説明した通り、黄体期後期にはセロトニン分泌低下がみられます。 ストレスが、セロトニン欠乏状態に拍車をかけ、更に精神的症状を悪化させることもあるでしょう。
PMSの女性のうち、精神症状を強く訴える女性は、もともとストレスを内に溜めやすい傾向にあるようです。 PMSに対しても否定的で、時期を上手に乗り切ることが出来きないため、それ自体がストレスとなり、更に自らの症状を悪化させているようです。

このような悪循環を避けるため、日頃からストレスを減少するよう心がけ、PMSに対してもネガティブな感情を抱かないようにしましょう。






チェックリストあるので、気になる方はやってみてはいかがでしょうか?


精神的症状

イライラする
憂鬱になる
眠れない
理由もなく泣きたくなる
仕事や勉強への根気がなくなる
物忘れがひどい
考えが止まらない
眠くなる、横になりたくなる
孤独感、空虚感を感じる
外出するのが億劫だ
興奮状態になる
人との付き合いを避けるようになる
理由もなく不安感に苛まれる
判断力が低下する
疲労感
集中力の低下、落ち着かない
気持ちが散乱する
怒りっぽくなる
気が動揺する
仕事や勉強の能率が低下する
緊張しやすくなる



身体的症状
頭痛がする
肩や首がこる
吐き気がする
下腹部が痛くなる
肌が荒れる
息苦しい
めまいがする
胸がしめつけられるような気がする
腰が痛い
冷や汗がでる
顔が火照る
胸が張る、乳房が痛む
耳鳴りがする
むくみ
動悸がする
手足がしびれる
食べ物の好みが一時的に変わる
動作がぎこちなくなる
体重の増加
過食になる
皮膚のかゆみ






この中で、精神面・身体面とも5項目以上ある方は要注意です。
一度、専門機関へ受信をお勧めいたします。
















ちなみに、私は要注意です。
もしかしたら、PMSでは??っていうくらい・・・。(診察してないので推測ですが・・・)
チェックリストやったとき、精神面では17項目、身体面は7項目あてはまりました。困った


月経なる1週間くらい前になると無性にチョコ食べたくなるし、かなり過食になるので、体重がヤバい・・・。

過食するから嘔吐したり、下剤飲んだりして体重が増えないようにもするんだけどさ・・・。


17項目もあてはまるというくらいだから、精神面はかなり不安定になります。
ODやリスカやったとき、必ず、月経前か、一日目だと思った。



私にとって、月経は気分悪化の要因の一つです。

うつ病の人への接し方

うつ病とはどのような病気かということは少しはお分かりになったのではないでしょうか?

でも、うつ病という病気がわかっても実際にどう接してよいのかわからないというのが現状なのではないでしょうか?



なので、私なりにうつ病の人への接し方をまとめてみましたので、参考になさってください。

※ちなみに、うつ病といっても個々によって対応はかわるのでこれが全てと言う訳ではないのでご注意ください。









典型的には義務感や責任感が強く、まじめな人がなりやすいと言われています。

そのため本人は、うつ状態であることを周囲に申し訳ないと感じていることが多く、周囲からの励ましなどがあっても、元気になれない自分に対し「みんなの期待に添えない」などと余計負担に感じてしまいます。

気分転換にカラオケやスポーツなどに誘うことなども逆効果なことが多く、元気がないときに「まわりに悪いから」と無理に元気な作り笑顔で振る舞ったりしてしまいがちで(とくに微笑みうつ病)、病状を悪化させかねません。

なので、その時は元気そうに見えていても心はついていかないので、心の中ではかなりの葛藤をしており、その後本当に楽しむことができなくて友達に申し訳ないという罪悪感などを持ちやすいという特徴があります。


ただでさえ心のエネルギーが欠乏している状態で無理をすると必ずといっていいほど、その余波(リバウンド)として一層の無力感に苛まれてしまいます。



心のエネルギーはそう簡単には回復しません。
とても時間がかかります。

抗うつ剤などで一時的に元気になったときなども同様で、あまりテンションを上げ過ぎず、抑えることが早く良くなる秘訣です。


しかし、徐々に心が回復してきてやっと動けるようになったといって少しでも無理をしてしまうと、すぐに逆戻りしてしまうことも多く、そのため、うつ病では回復期に最も自殺率が高いという統計が出ているんです。




うつ病の患者さんに接するときは、十分な休養を取らせ、つねに暖かく見守り、辛い気持ちなどに耳を傾ける姿勢を持って下さい。

そして、常に私はあなたの味方であるということやゆっくりと治していけばよいということを常に伝えていく必要があります。

うつ病の人は早く良くならなきゃと焦ってしまいそれがストレスとなってしまい、回復を遅らせてしまうことがあるので、焦らずゆっくりと一緒に治していこうねという気持ちが一番大切だと思います。


ちなみに、叱咤激励や精神論などで励ます行為は絶対に禁物です。

もちろん、「甘え」だとか「嘘つき」とかそういう無理解の言葉は論外です。

うつ病の人は心のエネルギーが尽きてしまっている状態なので、普通の人はスルーできるような軽い冗談でも、本気で捉えてしまい、ずっと心に釘が刺さってしまっている状態になりますので、冗談でも「甘えだ」とか「怠け」言わないでください。


私も何度も言われていましたが、言われるたびに死にたくなるほど苦しい思いをします。






また、「死」を意味するような言葉やそぶりがあったときは、感情的に動揺せず、行動に注意を向けるだけでなく、必ず良くなることを根気強く語りかけたり、自殺をしないと約束させることなどが必要です。

まったく意欲がなく動けないときには自殺を行動に移す気力もないものですが、具合が良くなり始めた頃もっとも自殺の危険性が高まるので注意して下さい。



私も、今師長さんや心理士さんや医師とは自傷行為はしないという約束はしております。



うつ病の人はそれを守るだけで大変なのですが、それでも自分に対して少しでも大切に思ってくれているという気持ちは伝わります。

なので、『あなたはとても大切な人。あなたの変わりはいない。だから死ぬことだけはしないで』と伝えるのは必要なことだと思います。


※いくらいい言葉でも、何度も同じことを言われると「ただ言っているだけだろ?どうせ私のことなんか・・・」と被害妄想を持ちやすいので、注意は必要ですよ!





繰り返しになりますが、学生や社会人の場合とくに、思いきって休学や休職をしてでも十分な休養(なにもせずゴロゴロできるのが一番理想的です)をとって、薬を指示通りに飲みながら心のエネルギーが溜まるのをじっと待つことが治癒への最善の近道となるはずです。

うつ病(大うつ病・軽症うつ病)の診断基準

最近、TVなどでうつ病の事がよくあげられていますね。


昨日もやってたような・・・・。

芸能人の体験談とかやってたなぁ~。



まぁ、ストレス社会の中でそれだけ患者数が増えているということですね。


人生の中で4人に1人はかかる病気として今言われていますからね。




うつ病、うつ病っていうけどよくわかんないって言う人いるんではないでしょうか?


うつ病になった人は精神面が弱いとか、なまけ病とか思う方もまだまだいるのが現状ですね。


でも、正確な知識が無いことでうつ病の人を余計苦しめてしまうこともあるのです。


なので、今日は、ちょっとうつ病について知ってもらおうと思います。













<うつ病とは・・・>

現在、うつ病の原因としては、脳内の神経伝達物質(とくにノルアドレナリン、セロトニン)の量が減少してしまうことが原因ではないかと推定されています。

このためうつ病性障害の多くは、神経伝達物質の量を調節する抗うつ剤をはじめとした薬物療法と十分な休養による治療で寛解し、予後は良好ですが、再発率も高い(50~90%)ので具合がよくなってからも医師の指示に従いしばらく(半年くらいは)薬を飲み続けるほうがいいようです


うつ病患者の自殺率(自殺既遂率)は他の精神疾患よりはるかに高く(入院患者の約15%)、その意味では「死に至る可能性のある病」であるという認識も重要です。男女比で見ると男:女=1:2で女性の方が多いと言われていますが・・・。






大うつ病



精神障害の診断・統計マニュアル<DSM-IV >(米国精神医学会)



A.以下の症状のうち5つ(またはそれ以上)が同じ2週間の間に存在し、病前の機能からの変化を起こしている:これらの症状のうち少なくとも1つは

(1)抑うつ気分または
(2)興味または喜びの喪失である。
注:明らかに、一般身体疾患、または気分に一致しない妄想または幻覚による症状は含まない。




1)その人自身の言明(例えば、悲しみまたは、空虚感を感じる)か、他者の観察(例えば、涙を流しているように見える)によって示される、ほとんど1日中、ほとんど毎日の抑うつ気分
注:小児や青年ではいらいらした気分もありうる。


2)ほとんど1日中、ほとんど毎日の、すべて、またはほとんどすべての活動における興味、喜びの著しい減退(その人の言明、または他者の観察によって示される)


3)食事療法をしていないのに、著しい体重減少、あるいは体重増加(例えば、1ヶ月で体重の5%以上の変化)、またはほとんど毎日の、食欲の減退または増加
 注:小児の場合、期待される体重増加がみられないことも考慮せよ。


4)ほとんど毎日の不眠または睡眠過多


5)ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止(他者によって観察可能で、ただ単に落ち着きがないとか、のろくなったという主観的感覚でないもの)


6)ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退


7)ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか不適切な罪責感(妄想的であることもある)、(単に自分をとがめたり、病気になったことに対する罪の意識ではない)


8)思考力や集中力の減退、または、決断困難がほとんど毎日見られる(その人自身の言明による、または、他者によって観察される)


9)死についての反復思考(死の恐怖だけではない)、特別な計画はないが反復的な自殺念虜、自殺企図、または自殺するためのはっきりとした計画




B.症状は混合性エピソードの基準を満たさない。

C.症状は臨床的に著しい苦痛または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

D.症状は、物質(例:乱用薬物、投薬)の直接的な生理学的作用、または一般身体疾患(例:甲状腺機能低下症)によるものではない。

E.症状は死別反応ではうまく説明されない。すなわち、愛するものを失った後、症状が2ヶ月を超えて続くか、または、著明な機能不全、無価値観への病的なとらわれ、自殺念虜、精神病性の症状、精神運動制止があることで特徴づけられる。
 











気分変調障害(軽症うつ病)の診断基準
 


精神障害の診断・統計マニュアル<DSM-IV >(米国精神医学会)


A.抑うつ気分がほとんど1日中存在し、それのない日よりもある日の方が 多く、その人自身の言明または他者の観察によって示され、少なくとも2年間続いている。
注:小児や青年ではいらいら感であることもあり、また期間は少なくとも1年間はなければならない。

B.抑うつの間、以下のうち2つ(またはそれ以上)が存在すること:


1)食欲減退、または過食

2)不眠または過眠

3)気力の低下、または疲労

4)自尊心の低下

5)集中力低下、または決断困難

6)絶望感



C.この障害の2年間の期間中(小児や青年については1年間)、一度に2ヶ月を超える期間、基準AおよびBの症状がなかったことはない。

D.この障害の最初の2年間は(小児や青年については1年間)、大うつ病エピソードが存在したことがない:すなわち、障害は慢性の大うつ病性障害または大うつ病性障害、部分寛解ではうまく説明されない。
注:気分変調性障害が発現する前に完全寛解しているならば(2ヶ月間、著明な徴候や症状がない)、以前に大うつ病エピソードがあってもよい。さらに、気分変調性障害の最初の2年間(小児や青年については1年間)の後、大うつ病性障害のエピソードが重畳していることもあり、この場合、大うつ病エピソードの基準を満たしていれば、両方の診断が与えられる。

E.躁病エピソード、混合性エピソード、あるいは軽躁病エピソードがあったことはなく、また気分循環性障害の基準を満たしたこともない。

F.障害は、精神分裂病や妄想性障害のような慢性の精神病性障害の経過中にのみ起こるものではない。

G.症状は物質(例えば、乱用薬物、投薬)の直接的な生理学的作用や、一般身体疾患(例えば、甲状腺機能低下症)によるものではない。

H.症状は臨床的に著しい苦痛または、社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。




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